一本の木を塗ることから

設立当初は仕事がほとんどなく、一本の木を塗る仕事でも大事にしてきました。「ついでにここもお願い」と頼まれたら、その部分はサービスにさせてもらったりで、最初は「日本一儲からないペンキ屋」だったと思います。施工の日程も、相手の都合に合わせて行っていたので、何カ所か現場が重なることもしばしばありました。それでも手伝ってくれるスタッフと手分けして、なんとか間に合わせてきました。次第に、仕事の評判が口コミで広まり、いろんなところから声を掛けてもらえるようになりました。

日本一のペンキ屋を夢見て

お客さんが途絶えない「行列のできる日本一のペンキ屋」になることを夢見て、ひたすら頑張ってきました。その結果、少しずつスタッフが増え、大きな仕事もとれるようになりました。今では、海外からのスタッフも受け入れて、一緒に頑張っています。最近は、現場監督さんから相談をうけることが多くなり、当社の見極めを信頼して任せてもらえるようになっています。真にお客様のためを考えると、言われた通りに出来ないこともあり、せっかくの仕事を断るケースもあります。そういう意味では「日本一偏屈なペンキ屋」かもしれません。

新たな一歩を踏み出すために

今までは自分たちが先頭を切って、休みなくひたすら仕事をしてきました。仕事をくださった会社やお世話になった皆さんのお陰で、ここまでこれました。ありがとうございます。今は、従業員も増え、若いスタッフも育ってきました。ホームページでは、気軽に問い合わせや仕事の依頼をしていただけたらと願っています。今後は、塗装やサイディングに関することはもちろん、住まいのリフォームなどを気軽に相談できる「街の塗装店」を目指し、前を向いて日々努力していきたいと思います。